☆ かつぜつをよくする方法
(1)口や舌の筋トレをする。
(2)腹式呼吸で、呼吸量を増やす。
(3)口角をあげる。
口や舌の筋トレ
かつぜつの悪い人は、かつぜつ練習文や母音練習文で、口や舌の筋トレをしましょう。
口や舌を少しオーバーに動かして、ゆっくり、はっきり発音します。
舌も、正しい位置があります。
これは、あくまで、かつぜつのための練習です。
実際に話すときは、口を大きく開けすぎると、発音しにくく、見た目もよくありません。
☆ 発音は、母音が一番重要
発音の基本は、母音「あいうえお」
日本語は、「ん」以外、すべての音が「あいうえお」の母音で終わっています。
母音は、「あいうえお」の5個しかありません。
日本語の発音は、母音が一番重要です。
口の形は、5種類しかない
日本語を発音するとき、口の形は、「あいうえお」の5種類しかありません。
母音がきちんと出ないと、ほかの音が出ません。
母音の発音がよくなると、五十音すべての発音がよくなります。
アナウンサーの養成期間でも、毎日「あいうえお」の練習です。
母音の発音練習
あいうえお
いうえおあ
うえおあい
えおあいう
おあいうえ
☆ 母音だけの練習で、かつぜつがよくなる
日本語は、子音と母音(あいうえお)からできています。
おはようございます
OHAYOUGOZAIMASU
↓ 母音だけにする
おあおーおあいあう
母音をきちんと発音すると、明瞭になります。
母音だけを発音してから、子音をつけて言うと、きれいな発音になります。
いろいろな言葉で、練習しましょう。
おあおーおあいあう
↓ 子音をつける
おはようございます
あいあおーおあいあう
↓ 子音をつける
ありがとうございます
☆ 母音をしっかり出せないと、正しく発音できない
愛のある挨拶 AINOARUAISATU
RUの母音Uをしっかり出さない人がいます。
日本語は、母音をしっかり出せないと、正しく発音できません。
早口は、母音が弱くなりやすい
早口になると、母音が弱くなりやすいです。
母音が弱くなると、聞き取りにくくなります。
☆ かつぜつが悪くなる原因
①唇や舌の筋肉が弱い。
いつも口先だけで話したり、話すことが少ないと、唇や舌の筋肉が弱くなります。
②呼吸が浅い。
③母音の発音が正しくない。発音するときの舌の位置が違う。
④姿勢が悪い。
姿勢は、基本的なことですが大事です。
☆ かつぜつの悪い人は、舌や口の筋トレをしよう
かつぜつの悪い人は、子供のときに、口を大きく開け、大きな声で発音したということがあまりありません。
かつぜつをよくするには、口を大きく開け、大きな声ではっきり発音する練習が必要です。
口を大きく開けて発音する練習は、かつぜつをよくするための筋トレです。
舌や口がなめらかに動くようになれば、口を大きく開けなくても、正しく発音できます。
☆ 日本語と英語では、舌や口の使い方が違う
日本語
舌や口をあまり動かさなくても、発音できる。
口先だけで、発音できる。
↓
かつぜつが悪くなる。
口の奥がせまくなり、声が細くなる。
表情筋が弱くなり、表情が乏しくなる。
英語
舌、唇、口を活発に動かして、発音する。
↓
話しているだけで、舌や口の筋トレになる。